木村政信の名前が、偽通販サイトを使った返金詐欺疑いの事件で報じられています。商品が在庫切れになったとして「PayPayで返金します」と案内しながら、実際には被害者側に送金操作をさせていたとみられる手口です。
特に注目されているのは、電話で伝えられた数字を「認証コード」と思わせ、実際には送金額として入力させたという点です。返金を受けるつもりだった人が、逆に電子マネーを送ってしまう構図で、同様の相談が急増していると伝えられています。木村政信の供述、手口の流れ、報道写真、被害拡大の背景を整理します。
木村政信は何をした疑い?
木村政信は、偽通販サイトの客からスマートフォン決済サービスのPayPayを使って電子マネーをだまし取った疑いで逮捕されたと報じられています。TBS NEWS DIGでは、札幌市の無職、33歳と伝えられています。
事件では、サイトに出品されていた中古のテニスラケットを注文した女性が、商品代金を振り込んだ後、「在庫切れのため、電子マネーで返金します」と連絡を受けたとされています。その後、LINEで通話しながらPayPayのQRコードで送金画面へ誘導され、4回にわたり、あわせて22万円相当を木村政信のアカウントに送ってしまったということです。

「認証コード」が送金額になる手口
今回の手口で最も分かりにくいのは、被害者が「返金を受ける操作」だと思っていたものが、実際には「相手に送金する操作」だった点です。報道では、担当者を名乗る人物が「今から申し上げる認証コード『46650』を入力してください」と説明したとされています。
被害者は認証番号のつもりで数字を入力したものの、実際にはその数字が送金額として処理されていたと伝えられています。つまり、返金手続きの確認コードを入力しているつもりで、相手へ電子マネーを送る操作をしてしまう構図です。
テレビ朝日系の記事でも、QRコードが送られた後、別の人物から電話で「認証コードを入力してほしい」と説明され、従ったところ約21万円をだまし取られたとされています。手元の画面表示やボタンの意味を確認する余裕を与えず、通話で誘導するところが、この手口の怖さです。

木村政信の供述は?
TBS NEWS DIGでは、木村政信は受け取り役の闇バイトとみられていると伝えられています。取り調べに対しては、中国語を使う人物からTelegramで「PayPayを送るから現金化してほしい」と指示されたという趣旨の話をし、だましていないと説明しているとされています。
テレビ朝日系の記事でも、「人をだましてはいない」と容疑を一部否認していると報じられています。警視庁は、木村政信が単独で手口全体を動かしていたのか、指示役や偽通販サイト側の人物がどこまで関与していたのか、詐欺グループの実態解明を進めているとみられます。
報道写真や公開プロフィールは?
現時点で報じられている人物情報は、札幌市の無職、33歳という内容が中心です。勤務先や詳しい経歴、本人と確認できる公開プロフィールは主要報道からは確認できていません。新たに確認できる情報が出た場合は、続報として追記します。
被害相談8000件超と警視庁の180件確認
TBS NEWS DIGでは、国民生活センターへの同様の手口による相談が2025年度に8000件を超え、3年前のおよそ4倍に増えていると伝えられています。返金を装って送金させる手口は、特定の1件だけでなく、広い範囲で被害が増えているとみられます。
テレビ朝日系の記事では、警視庁が同様の手口での被害相談を去年1年間で約180件確認しているとされています。通販サイトで商品を注文した後に「在庫切れ」「返金」と連絡が来る流れは、利用者にとって不自然に見えにくく、相手の指示通りにアプリを操作してしまいやすい点があります。
今後の焦点は指示役と現金化ルート
今後の焦点は、木村政信に指示した人物や、偽通販サイトを運営していた人物の特定です。受け取り役としてアカウントに電子マネーを集め、現金化や暗号資産への移動を行っていた場合、背後にいる指示役や資金の流れが重要になります。
返金詐欺は、被害者が自分で送金操作をしてしまうため、後から気づいても被害回復が難しくなりがちです。木村政信の事件は、偽通販サイト、電話誘導、QRコード、送金額入力を組み合わせた手口として、今後も注意が必要な事件といえます。

