柳本智也が、1審・2審で言い渡された無期懲役判決を不服として、最高裁に上告したと報じられています。
MBSニュースによると、柳本智也側は2026年5月25日付で最高裁に上告しました。柳本智也は小学生の女児10人への性加害に及んだ罪に問われ、1審の大阪地裁、2審の大阪高裁でいずれも無期懲役と判断されています。
未成年の被害者が複数いる重大事件であり、被害内容の詳細を追うよりも、裁判で何が認定され、なぜ無期懲役が維持され、今回の上告で何が焦点になるのかを整理することが重要です。

柳本智也が最高裁に上告
報道によると、柳本智也側は上告期限の2026年5月25日に最高裁へ上告しました。
この事件では、1審で大阪地裁が無期懲役を言い渡し、2審の大阪高裁も控訴を棄却しました。つまり、地裁と高裁の判断はいずれも、柳本智也に対して無期懲役が相当だという方向で一致していたことになります。
上告は、最高裁に判断を求める手続きです。ただし、最高裁は事実関係を一から審理し直す場というより、憲法違反や判例違反、重大な法令解釈の問題などがあるかを中心に見る場です。そのため、今後は上告が受理されるのか、どの点が争われるのかが注目されます。
1審では無期懲役判決
1審の大阪地裁は、柳本智也に対して無期懲役を言い渡しました。
FNNプライムオンラインの報道では、柳本智也は2016年から2022年にかけ、小学生の女児10人に性的暴行を加えた罪などに問われ、起訴内容を認めていたとされています。検察は高度な計画性があったとして無期懲役を求刑し、弁護側は有期刑を求めていました。

大阪地裁は、被害女児らを狙った行為について、人格の根幹を傷つけるものだと厳しく指摘し、有期刑の範囲にとどめるのは難しいと判断したと報じられています。
2審は控訴棄却
1審判決に対し、柳本智也側は量刑不当などを訴えて控訴しました。
しかし、2審の大阪高裁は控訴を棄却しています。MBSニュースによると、大阪高裁は、卑劣な目的で計画性のある犯罪を重ね、重い内容の性加害を多数含む以上、厳しい評価には合理性があると判断したとされています。
また、1審の判断に一般国民の常識が反映されている以上、控訴審としても尊重するのが相当だとした趣旨も報じられています。これにより、2審でも無期懲役という結論は維持されました。
柳本智也側は何を不服としている?
今回の上告では、柳本智也側が無期懲役判決を不服としていると報じられています。
1審後の控訴では量刑不当などが訴えられていました。最高裁への上告でも、無期懲役という量刑が重すぎるという方向の主張が中心になる可能性があります。ただし、最高裁でどのような上告理由が具体的に示されるのかは、今後の報道を待つ必要があります。
控訴審の被告人質問では、柳本智也が被害者やその家族から一生刑務所から出るなという感情を持たれるのも当然だと思うという趣旨を述べ、性障害治療のカウンセリングを受けている点などを説明していたとも報じられています。
事件の重大性と裁判所の判断
この事件で裁判所が重く見たとされるのは、被害者の人数だけではありません。報道では、被害女児らの行動を事前に見張り、家族の在宅状況などをスマートフォンに記録していたことが認定されたと伝えられています。
こうした準備や行動が、単発的・偶発的な事件ではなく、長期間にわたる計画性を示すものとして評価されたとみられます。集英社オンラインも、判決で計画性や被害の深刻さが重く見られたことを報じています。

未成年の被害者が関係する性犯罪では、被害者や家族の生活への影響が長く残ります。裁判所が無期懲役を選んだ背景には、犯行の件数、期間、計画性、被害の深刻さを総合して重く評価したことがあると考えられます。
報道写真やX上の顔画像は?
柳本智也については、過去の報道で元病院職員と伝えられています。ただし、勤務先名や現在の詳しい情報について、主要報道で新たな情報が大きく出ているわけではありません。
顔画像については、過去の報道で移送時の映像や法廷イラストが扱われた例があります。また、X上でも柳本智也の顔画像に触れる投稿が確認できます。
今後の焦点
今後の焦点は、まず最高裁が上告をどう扱うかです。上告が退けられれば、無期懲役判決が確定する流れになります。
次に、柳本智也側がどのような上告理由を示すのかです。量刑不当を中心に争うとしても、最高裁で認められるためには、単に判決が重いという主張だけでは足りない可能性があります。
また、無期懲役が確定するかどうかは、被害者や家族にとっても大きな意味を持ちます。被害者が未成年であることを踏まえ、今後も個人情報や被害内容の詳細ではなく、裁判手続きと判決の行方を中心に見ていく必要があります。
まとめ
柳本智也は、小学生の女児10人への性加害に及んだ罪に問われ、1審・2審で無期懲役と判断されました。
2026年5月25日付で最高裁に上告したと報じられており、今後は上告理由と最高裁の判断が焦点になります。
この事件では、犯行の件数、長期間にわたる計画性、被害の深刻さが裁判所に重く見られてきました。今後の報道では、上告が受理されるのか、無期懲役判決が確定するのかを確認していくことになります。
